writer:烏守美樹
今回紹介するのは、花梨エンターテイメントのPSVitaソフト「絶対迷宮 秘密のおやゆび姫」。
おやゆび姫がヒロインのアンデルセン童話をモチーフとしたおとぎ話の世界観が特徴的な乙女ゲーム。
攻略対象は異性だけではなく、人魚姫や氷姫といった同性も。
多少の首がはねられたり死んでしまったりの残酷表現があります……グラフィックではなく大体文章のみですが。
魔法使ったり剣戟があったりファンタジーしています。
そこそこバトってるシーン多いですね。
全キャラ攻略達成できた記念にどんなゲームかちょこっと紹介していきたいと思います。
乙女ゲームで遊ぶ機会はほとんどなかったのですが、これはとても面白かった:-)
どんなゲーム?
主人公はおやゆび姫。
それまでは通常の人間サイズだったのですが15の誕生日に小人になってしまうところから始まります。
そして彼女の秘めた力を欲する者の存在に追われ、村を焼かれて幼馴染みのマッチ売りと故郷を後にし追手から逃れながら人間サイズに戻る方法を探し、その最中に様々な人物と出会い旅を共にしていきます。
時に花や動物などから求婚されるヒロインの魅力っぷり。
というか本当に可愛い。
おやゆび姫可愛いです(*´v`*)
気持ちはわからなくもないぞ!
(おやゆび姫のビジュアルで遊ぼうと決めたくらい)
攻略は選択肢と細かい分岐点が少ない分、いくつかの地点でセーブをしておけばそれほど時間はかかりませんでした。
複雑に考えずにまったり攻略していけるのはこのゲームのいいところの一つ。
難点なのは「選択肢までのスキップ機能」が章を挟んだり、間が長かったりするとロードに時間がかかるという点ですね…2、3分待つ事がありました。
同性の攻略アリですが、キスシーンがあるくらいでそこまでディープな表現はありませんでした。
プレイ冒頭で表現を緩和する選択ができるため、純粋に女の子同士の友情のような認識でも大丈夫そうです。
一部の残酷表現以外は童話の世界として存分に楽しめるゲームでした。
(他に表現上注意する部分としては、隠すとこ隠してるけど素っ裸っぽいシーンがいくつかある点かなぁ。
ある意味サービス心旺盛ですね。
裸の王様がアレな服装だし。人格はそこまでソレじゃないですけど)
個人的にツバメの騎士の結末はSAD、GOOD共に好きでした。
……鳥好きな筆者にとっては最高の展開ですから! ご馳走様!!!
おやゆび姫といえばツバメですもんね!
あの伝説的な剣持たせるとか、あるもう一人の攻略対象がツバメの騎士に関連しまくってる点とか、贔屓してる感があったり。
色々と見せ場かっさらっていく人だ……
そして花の王子の展開もアツかったです。
アンデルセンの童話からすると正統派なカップリングでしっくりくるというのもありますが、短期間しか交流ないのに心掴むのが巧い。
存在感薄かったのにこいつぁとんだダークホースだー!
GOODENDは洋画よろしくチュッチュばかりだったのに赤面です///
そ、、そんなにキスしなくても。
見せつけてくれるなぁ。
何はともあれ、攻略対象各々の展開には始終目が離せず、とても楽しめました!
おやゆび姫可愛い。