一太郎の目次機能は更新も簡単で便利なんですが、途中で改行を挟んだり、行ごとに段々と下がっていくなどちょっと変わった目次を作りたい場合は自作する必要が出てきます。
…他にも正直なところ、ページ数が多くて処理が重くなると目次作成にも時間がかかるというのが難点かなと思ったりして。
もちろん手打ちだと自分でページ数も更新しなくてはならないのですが、まあそれは出来上がってから確認しつつやればいいかということで…
「リーダ」が使えればなんとかなる
これに尽きます。
目次のページ数が不要なら章だけずらーっと並べておしまい、または章タイトルの後ろにスペース入れてページ数、でもいけますが
章のページ案内を下に揃えたい
タイトルとページ数の間に線や点を入れたい
といった場合は普段あまり使わない機能「リーダ」を使用します。
[挿入 > 記号/リーダ/スペース > リーダ作成]
これは「章タイトル ……… ページ数」
のように、中央に線や点を入れてページ数を端に寄せて入れたい場合に使う機能です。線や点なしでも可能。
縦書きの目次ページ数は「縦中横」で!
[書式 > 文字割付 > 縦中横]
これで縦書きでも横向きのページ数が表示できます。
以上がわかってるだけでも自分で簡単に目次が作れちゃいます!
応用としては
線や点をなしでリーダを挿入してタイトルの下に著者名を下寄せで載せたり
縦書きの中で数字だけ横書き表示して読みやすさにこだわってみることができちゃいます。