古森朔太郎/Komori Sakutaro
父親不明の私生児。母とその恋人から虐待を受けており、暴力のせいで耳が聞こえなくなった。
押し入れから出るなと言われているため、大半の時間を押し入れで息を殺して過ごす。
食事がまともに与えられないため、給食以外は残飯をあさるのが日常。生肉も平気で食べる。入浴も母とその恋人の目を盗んでしなければならないため、やや不潔である。
そうした虐待や母親の普段の振る舞いのせいで学校では「ケモノ」と呼ばれいじめを受ける。
母親の恋人が同居する前までしばらく伯母の羽生家で世話になっており、親戚の翔子を姉のように慕っていた。
狼や蝙蝠に変身する能力を持つが、太陽の出ている時間や満月の夜には変身できない性質がある。
羽生翔子/Habu Shoko
「DistortionDreamユガミユメ」で幽霊の一人、飛び降り少女として登場する少女。
朔太郎の親戚で、一時期家庭で朔太郎の面倒を見ていた間に仲良くなり姉弟のような関係にあり朔太郎を「さく」と呼んでいる。
朔太郎の身を案じていたが、彼女自身も学校でいじめに遭い校舎の悪霊の影響を受けて自死で亡くなってしまう。
宮沢哲治/Miyazawa Tetsuji
朔太郎の通う中学校の養護教諭。
生徒にあだ名をつけて呼んだり、愚痴や相談を聞いたり気さくでとっつきやすいため生徒から人気がある。
しかし、一方で悪魔屋という人物と関りを持っている。
いじめで一人息子を亡くした過去を持っているためか朔太郎を心配するようだが……
ヴァシリーサ＝トルストイ/Vasilisa Tolstoy
謎のロシア人女性。偽名（ロシア語で苗字は男性名・女性名で異なる女性であればトルストイではなくトルスタヤになるが、あえて男性名詞なのは何らかの反発によるもの？）
異端な存在として迫害を受けていたが無国籍組織ジャガナートに拾われた過去を持つ。
深層心理に入り込む能力を持ち、相手の潜在的な意識や能力を引き出すことに長けており、錯乱させたり、記憶の改変を行うこともできる。
ジャガナートでの研究や恐ろしい光景を目の当たりにしても冷静沈着でいることから組織内で「白衣の悪魔」と呼ばれている。
エドガー＝ジョーンズ/Edgar jones
ヴァシリーサの相棒として同伴する黒い帽子に黒い服とサングラスと黒ずくめのアメリカ出身の男性。黒ずくめだが金髪が目立つ。
欧米人としては年齢の割に童顔で、数年経っても老けない（ユガミユメ2でも出番は少ないが登場している）
ジョークを言ったり、その場の雰囲気を楽しむことが好き。
空間を歪めたり繋げることのできる特殊な能力者。サイコキネシスも得意。
古森紫央里/Komori Shiori
朔太郎の母親。
複数の男性と関係を持っており、朔太郎の本当の父親が誰なのかは不明。
金持ちの男性から金をせびるために朔太郎を生んだものの、一度だけ手切れ金を渡され捨てられたために朔太郎に辛くあたるようになった。
虐待を疑われて姉の羽生家に朔太郎の面倒を任せるが、新しい恋人が同居するようになってから羽生家の訪問や世話を断った。
母親の恋人
朔太郎の母親の恋人。
朔太郎に暴力をふるい、押し入れへ閉じ込める。
趣味は酒、たばこ、パチンコの無職。一応歌がうまく、バンドマンをやっていた。
update 2023/09/21