ぐだぐだです。
結局、ユガミユメの中で描きたかったものって、世の中に対する不満だったり、自分、または自分たちに対する世間への小さな抵抗みたいなものなんですが、根本は少年時代を長く過ごした「学校」という場所への気持ちが大きかったと思います。
私の伝えたかった「いじめ」という行為は、決して身体における暴力や犯罪と言われるほどのものではなくて、日々蓄積されて毒が溜まっていくような問題。
それが歪んだ夢の由来です。
流石にシカトや名指しのない誹謗中傷は犯罪としては扱われませんし、本人が傷ついたと主張しても通らないことのほうが多いように感じます。
そうした面からしても、学校という場所は、なかなかモヤモヤが片付かない場所です。
子供ですし、親の境遇や金銭面からしても気軽に転校なんてできませんから。
もう10数年経っている話ですけれど、
当時の私が学校で教育者側に感じたのは、生徒はただテストの点数が良くて出席していればいいや、みたいな空気です。
実は、私はあることをきっかけに一時期不登校になった経験があるのですが、
教師が言ったのは「みんなに追いつけなくなるから登校しなさい」でした。
たぶん、不登校になった理由はどうでもいいんだなと。
ちょっとは関心を寄せてるような素振りといいますか、趣味やなんかの話はしてましたけど、中身がないというか。
…教師としては精一杯頑張っていたつもりかもしれませんけど、本人には逆効果でした。
ああ無関心なんだな、と空虚な気持ちになりました。
このことについて補足しておくと、
自分がその立場にならないとわからないことも沢山あると思うので、多分、その教師はそういった立場になったり、そういった立場の人のことを深く考えられなかったというのも考えられます。
別に悪いわけじゃないんです。たまたま、そういう人だっただけで。
親からひたすら「学校行きなさい」と言われて尻ぶっ叩かれたり、家から締め出されたり(鍵かけられた)、親父に怒鳴られて鼻水で呼吸困難になったりもしたのは苦い思い出だけど…
親も冷静に理由を聞くとかしてくれませんでしたね。
ただ、学校に通えと。
理解してくれる大人が周りにいなかったのは辛かった。
…とは言え、当時の自分に理由を話せる自信はありませんでした。半分くらい、何がなんだかわからなかったので。
一言で表すと、人や学校に対する違和感なんですけど。
それって幼稚園の時からずっと感じてた違和感なんだけど、それが顕著になってたというか。
まあ、あれですね…
あとは不登校状態から登校したら、自分の席が変わっててわからなくても同級生が知らんぷりだったこととか、結構ツラかったですね。
不登校してたお前が悪いんだろう、みたいな。
いわゆる、ゆとり教育が悪かったのか、田舎の公立学校だったのが悪かったのか。
それともそれが普通なのか。
教師も生徒も、とにかく他人に対して無関心だったように思うんです。
そのくせ、他人の非ばかり責めようとする空気があって。
この記事を読んでいるあなたの学校はどうですか?どうでしたか?
容姿や行動がおかしいと笑われ、手を繋ぐイベントで避けられていたり(直接触りたくなくて服の袖で繋いだとか)、机を離されたりしていた子もいましたし、発言する度に笑われる子もいました。
嘲笑を諌める教師もおらず、ずっと何年もそのまま。小学、中学、ずっと。
私も経験があることですが(不登校が関係あると思う)
二人一組やグループの授業であからさまにハブられているのを見ても、同級生はもちろん、教師が解決することはありませんでした。
いじめについてのアンケートの後、いじめの対象となっていた子へやけに優しく接しようとする生徒がいましたが、それは教師に言われて仕方がなく、ですとか、タスクのひとつとしていたことに過ぎなかったように見えます。
他にいじめで不登校の子がいましたが、卒業式までずっと登校することはありませんでした。
ニュースで時折取り上げられるような凄惨ないじめではなくても、陰険な空気がそこにはあって。
私にとって、学校とは、仲間と語り合ったり協力し合い高め合う輝かしい青春の場所ではなかったんです。
正直、青春してた人たちが羨ましいですね。陰キャっす。
ユガミユメで登場した、誰も手を挙げない学級会なんてザラでしたし。
ぶっちゃけ、教育者にも言いたいです。
もっとなんとかならなかったわけ?
と。
単なる八つ当たりなのかもしれませんが。
親も話聞いてくれないんだから、しっかりしろよ大人ー!っすよ。
(今も昔も上の兄弟の話ばっかり聞く親だし)
今度は私が大人なわけで、しっかりしないとですねねねねね。。。。
今も、外出先で他人の容姿などを笑う人がいます。
この間は他人に対して「キチガイ」と言葉を発した中学生くらいの子を見て、悲しくなりました。
放送禁止用語っすよ!
教育でどうこうしろと言ってもどうにもならないのかもしれませんが、今も昔とそう変わらないんだなと感じましたね。
あの空気は変わらないんだと。
家族、友人、付き合う人や取り巻く環境で人格は変わりますし、強制できるものではありません。
こればっかりはどうしようもないのでしょうか…
優しい人が増えてくれるといいなぁと願って止みません。
学校の全てがすべて、私の知っている学校のようなところではないと思いますが、少年時代の大半を過ごす場所として、良い空気が通っていて良い知識が身につくような青春の場所であってほしいです。
学生さんたちにはGood Luck!
と言いたい。
からす
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