Dark Hunter / 地名事典

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アニアカデ海

ヴィナ大陸の東部から南部に面する大海。
他の海域とは一年を通して比較的穏やかで、海外へ渡る際の航路としても好まれる。

アリューシア帝国

ウェストワール山脈に囲まれたスレフィシア砂漠の中央に建つ、アロンシア人の国。
アミヤ言語が使用されており、古くから魔族との交流があった。
精霊樹と呼ばれる大樹と、精霊の力によってもたらされた湧き水や植物によって街は豊かだったとされる。
王城は全て精霊石で造られ、強力な人工魔術でも傷ひとつ付けられなかったという伝説がある。
ダイディヴィスとの戦争で精霊を管理していた王族が全滅し、帝国の植物や水は枯れ、建築物は崩壊し跡形もなくなり砂漠に埋もれてしまった。
現代では帝国跡地に魔竜軍が城を築き、拠点としている。

ヴィナ大陸

世界三大陸のひとつで、最も広い面積を誇る大陸。
陸続きで中央から東にかけてダイディヴィス、北にはサチェトカ、西には山脈を隔てて砂漠とアリューシア帝国跡地がある。

ウェストワール山脈

ダイディヴィスの西に位置する山脈。西側にはスレフィシア砂漠があり、東側への砂漠の熱や砂を遮断しており、この山脈の横断によってダイディヴィスの涼しい気候が作り出されている。
山脈の東側にはウェストワール山脈でしか採取できない高山植物が生息し、薬草として高値で取引される。

スレフィシア砂漠

ウェストワール山脈の西に位置する広大な砂漠。
昔、人間に迫害された魔族はこの砂漠に追いやられ、住み着いたとされる。
植物や水は一切無く、生物という生物はおらず「死の砂漠」として好んで近付く者はいない。
砂漠の中央にはアリューシア帝国跡地があるとされるが、現在は魔竜軍の拠点となる城が建っている。

ダイディヴィス

ヴィナ大陸の半分を占める、世界で最も広大な土地を持つ国。
魔物の侵入を防ぐ巨大な結界は三つの都市の神殿と国境周辺の町村によって厳重に管理維持されている。
王制だった頃は血なまぐさい噂が絶えなかったが、魔竜軍との戦争が激化した後に共和制となっている。

テロウ村

主人公エリオットの出身地。
ダイディヴィスの最西端にある辺境の村で、抗魔結界の維持管理に傭兵や神官などが頻繁に訪れる。
村人は主に薬草や野菜の農業、狩猟、宿泊施設の運営を生業としており、自然要塞とも言えるハナトキの森という魔物を攪乱する力を持つ植物が生息する森に囲まれているためか、国境付近に位置するとは言え、非常にのどかである。
北には大木のある広場と子供たちがよく遊ぶ河原、西には結界塔、東の森の中には名も無き遺跡が位置する。

ネジュア

ダイディヴィス三大都市のひとつで、南に位置する漁港都市。
アニアカデ海に面し漁業が盛んで、アニア・カリアという大振りでぷりぷりのエビが特産品として知られる。
宿泊施設からの景色も良く、年中観光客が絶えず商店街や市場は賑わいを見せる。
町並みは白い石造りで統一されており、中央には水の精霊神を祀るフェアリィナ大神殿がある。

ハナトキの森

テロウ村を囲う自然要塞とも表現される森。
ガウクフラークという、魔物特有の魔力に反応して幻覚を見せる特殊な樹木が生い茂っている。
夜間は樹木の呼吸が深くなるため効果が高まり、人間にも多少作用するため「迷いの森」とも呼ばれ、テロウ村では大人であっても夜間は立ち入らないように呼びかけられている。
東側には名も無き遺跡があるが、何百年も前に盗掘されてしまったのか何も入っていない石棺しか残されていない。

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