2016-03-18

懐かしゲーム/ブレス オブ ファイアシリーズ

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雰囲気だけでも味わうために自宅にあったシリーズ各パッケージを撮影して掲載しています。
掲載しているファンアートは烏守美樹(KarasuYoshimura)作。写真・イラスト共に転載厳禁!


家にブレスオブファイアシリーズのソフトが勢揃いだったので、懐古しながらシリーズをレポートしていきます。
これまでプレイしてきたゲームの中で一番と言っていいくらい大好きな世界観。
うまく作品の内容をお伝えできるか内心不安ではありますが、今回もだらだらと書いていきますよ!





BOFⅢを語ってみる

筆者がシリーズで最初に出会ったのはブレスオブファイアⅢ。
ファンタジーテイストでカッコイイパッケージに胸が躍ります。

物語は主人公の幼少期から描かれており、出会いと別れ、次々と襲い来る災難など物語の凹凸がプレイヤーを引き込んでいきます。
カッコイイ竜変身は途中で入手していく“ジーン”の組み合わせで種類や特性を変化できるので、どの組み合わせがその戦いに合うか考えるのも楽しい。
シリーズ恒例の釣りもできて、「ちょっと息抜きに…」と思ってやり始めるとハマってしまいます(笑)

初代~Ⅲは世界観が一貫されているらしく、初代とⅡをプレイしてからⅢを遊ぶと繋がっている部分があってより楽しめる様子。
それでも一番最初にⅢをプレイした筆者から見てもⅢから入っても問題ない。
非常にオススメの一品。


BOFⅣを語ってみる

Ⅲをプレイ以降、筆者がプレイしたのはⅣ。
「うつろわざるもの」というサブタイトル。
初代~Ⅲで一区切り終わって全く世界観が違うⅣですが、キャラデザは雰囲気が変わっても吉川達也さんなんですよね。
初見で同じ人のデザインと思わずびっくりした思い出。
中身は面白いですよ!

まず物語はリュウ(主人公)とフォウルの二人が切り替わりながら進んでいって、それぞれの視点からⅣ全体が見えてくる描写が逸品。
軍隊やニエなど、どうも血生臭いようなきな臭いような部分が多いですが、ドラマチックに展開していきます。
ニーナの姉のお話と内臓っぽい? 肉々しい場面があって、当時の筆者の年齢からして衝撃的で残酷だった印象がどうしてもあって怖いよぉ…!!!

システムは戦闘のコンボと狩りが新鮮。
狩りをして共同体の食糧を増やす手伝いをするなど、共同体を発展させていくのが楽しい。
釣りもパワーアップしていてやっぱりハマる要素になっています。
釣り…楽しいよ!!!


BOFⅤを語ってみる

「ドラゴンクォーター」というサブタイトルのブレスオブファイア5作目。
これもまたこれまでのBOFとは全く異なる世界観で、大まかに言うと地下から地上を目指すお話。
主人公とボッシュが“レンジャー”という立場柄、BOFⅡをモチーフにしているようなパラレル感がある。

ブレスオブファイアとしてどうなの、という声もちらほらあったみたいですが筆者としてはこれはこれでアリかなと思える内容でした。
ただ、これまでのシリーズをプレイしていると世界観とジャンルが違う上に主人公とドラゴンの関係性とニーナの飛翼族設定が異なる、妖精の共同体システムは働くのはアリで花畑ではなく地下というのも違う要素で、前述してきた「ハマる要素」のひとつ、釣りがⅤには無い。
そして首の無いニーナそっくりの何かや、ボッシュエピソードの返り血&流血シーンなどなど…
コワイというか、バイ○ハザ○ドと混ぜたような感覚がある部分も(あくまでも筆者の感想)
BOFファンは別モノとして構えてプレイしたほうが良い作品。

近年、PSアーカイブスにてPS3で購入&プレイできるようになった模様。


初代BOFを語ってみる

筆者がプレイしたのはゲームボーイアドバンス版。
サブタイトルは「竜の戦士」
GBAは所持していたものの、その存在を知らず後になってから中古で入手してプレイ。

邪悪な女神ミリアを巡って強大な力を持った竜族が白竜族と黒竜族に分かれて争いを起こし、世界に大きな傷跡を残す…というのは後のⅢにも影響している部分といいますか、ブレスオブファイアの1~3の基盤かなと。
ミリアは望むものを与えるという点は別に悪い気はしないんですが「争わせる」から邪悪だって言われてるんでしょうか。
作品の中でミリアの真意について語られていたかどうかは覚えてないので、暇があったらもう一度プレイしてみます(笑)
Ⅲから見た女神ミリアはただの過保護なお母さんのような印象だったんですが…
勝手に人が争ってるんじゃないの? とか思ったり。

システムなどは昔懐かしレトロな雰囲気たっぷりで至ってシンプル。
キャラクターごとにアクションが異なり、主人公は釣り、ギリアムは狩り、モグは穴掘りなど、必要な場面に応じて先頭を切り替えて進む。
そういったシステムが以降シリーズで受け継がれているんだなぁと関心しました。
それぞれ特技が違って、ある場面ではこのキャラの特技が必要とされるというのはキャラクターが活きていいですよね。

驚いた点は、
初代のモンスターはグミじゃなくて、ドラ○エなどでもお馴染み、スライムで
ニーナが攻撃魔法を使うのではなくて回復と補助中心の魔法を得意としている点。
と、マニーロがまさか戦うとは思いませんでしたし、あのディースも仲間になるんですね。
ディース姐さんのガハハな所はすごく好み(*´v`*)

シンプルながら物語もシステムも魅力的で良作。
これが初代か…!


BOFⅡを語ってみる

黒い羽根のニーナと聞いてプレイしてみたい!とGBA版を中古販売店やネットで探して在庫切れで入手できなかったⅡをようやく入手プレイ。
「使命の子」というサブタイトル。

これがまた不気味さがあり、昼寝の時間に抜け出した妹を連れ戻しに行って戻って来ると、イキナリ町の人が誰も自分を知らないと言った上、父も妹もいないという状況に。
ボッシュと一緒にレンジャーとして生計を立てている内に、ふとした事件からエバ教やらデスエバンやら邪神の封印やらの大きな陰謀に巻き込まれていく。

ネタバレになってしまうので詳しいところまでは言及しませんが、
初代リュウやニーナがちらっと、ちらっと話のどこかで出ます。
その場面を見て「マヂか…!(゜Д゜)」と感動したのはヒミツ…♪(言ってるがな)
話が繋がっているのかと思うとわくわくするタチなので、その演出は嬉しかったですよ!反則!

しかし主人公、リンプーやニーナに迫られるとか、シリーズで一番モテモテしている気がします。
モテモテなのは主人公の特権だとは思いますが。
どーしてもⅢを一番先にプレイした事で比べたり関係ないだろってところまで妄想膨らませたりするんですけど、草の人とⅢのペコロスは全く関係ないのかなーと考えてしまいます。
ペコロスはあくまでも変異体のタマネギの子なんだろか?
そういえば草の人はⅡ以外では登場しませんよね(ちょっと残念)


と、こんなものでしょうか。

何気にⅢだけサブタイトルありませんね?
Ⅳ以降世界観が全く違うので「ブレスオブファイアシリーズここに完結」みたいな意味合いが込められているような気がしないでもないような。
という筆者の勝手な推測はどうでもいいにして。
あくまでもレポートといっても筆者が思った事を書き綴っているだけなので、各々BOFファンの印象や解釈と異なる点が多々あります。
もう忘れかけている部分もありますので、雰囲気だけでも伝わればいいな~と。

どれもシリーズと言っても、新規目線でプレイしても違和感ありませんでした。
Ⅲ~ⅤはPSアーカイブスで配信されていて、PSP、PSvita、PS3等で購入・ダウンロードして遊べるようです。
初代とⅡは現在配信されていないようで、プレイするとなると中古や中古ゲーム機を揃えないと難しいんでしょうか。
元がスーファミでの発売だから任天堂さんに権利あるのかな?

*訂正/初代とⅡはWiiUバーチャルコンソール(任天堂)で配信されているようです!
とか何とか考えながら、機会があればプレイしてみてもらいたいブレスオブファイアシリーズのレポートでしたっ!

Ⅳ、Ⅴの流れと「Ⅵ」の名前のついたオンラインゲームが出ちゃったから、
シリーズはもう続かないのかなぁ~と少し残念なような、それでいいような。
あまりシリーズとして続いてしまうのもきっとファンとして複雑な気持ちになるかもなので、
CAPCOMさんにはどんどん新しい良作タイトルを出してもらいたいです。


新しいものを出すとシリーズものに比べて売り上げがよくない…とは聞きますが、個人的にはCAPCOMさんやゲーム業界に限らず、新しいもので勝負してほしいところ…

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