ラベル POEM の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル POEM の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
2018-12-18

とある僕の幻想*10

シェアリンク

永遠のものなんてないと言うけれど
僕は見つけたんだ

星はいつか消えるけど
星の瞬きを見た
そんな記憶もいつか消えるけど
僕が「見た」という事実は消えないんだ

だけど誰も信じてくれないから
僕は流れを止めました

そうしたら 誰も気付いてくれないんだ
今度は誰も気付いてくれないんだ

事実は消えない
罪は消えない
忘れたとしても いつか蘇る
わかってるだろう
わかってるのに 知らないフリをしているんだろう

だから僕のことも
いつか蘇らせて
知らないフリは もうやめて

永遠のものを見つけたんだ

一番 あたたかい場所へ隠したから
一番 つめたい場所へ隠したから
一番 音の鳴るほうへ隠したから
一番 僕の近くへ隠したから
見つけてほしいんだ

今僕は いつもの場所を歩いてる
今僕は 冷たい石の中

カテゴリ:
2018-12-17

とある僕の幻想*9

シェアリンク

もう同じ景色を見るのは 飽き飽きしてる

僕が存在しているのは
知らない君が 僕を知ってるから
僕が生きているのは
まだ見ぬ君が 僕を呼んでるから

「ありがとう」って言えばいい?
「憎い」と言えばいい?
「僕の気も知らないで」と言えばいい?

でもね
「ありがとう」って言いたい

恨むのは自分だけにしておきなよ
罪があるのは宝物を隠した 誰か

だって 皆は知らない
宝物がどんなものか
誰かがどこにいるか
誰かがどうなったか
どんな形をしてるか
皆は知らないんだ

ありがとう
だから君は
ずっと宝物がなんなのか 知らなくていいんだ

宝物は 皆の知らない場所へ隠した

カテゴリ:
2018-12-14

とある僕の幻想*8

シェアリンク

誰の目にも映らない 誰の手も触れない
だって僕は幽霊だから
人のぬくもりなんてわからない

嬉しかったんだよ
あなたが声を掛けてくれた時
僕を見てくれた時
くすぐったい気持ちだったんだよ
僕に触れてくれた温かさ

だから なんだってやったよね
あなたのぬくもりを失わないように
他の誰かが嫌な顔をしたって

だから なんだってあげたよね
あなたが欲しいっていうから
僕の大切なものすべて

でもあなたは
僕を見なくなった
声を掛けなくなった

ねえどうして どうして

やっぱり僕は幽霊だったの
感じたぬくもりは幻だったの
喜びも失いたくなかった感情も
あなたがくれたものは 気のせいだったの

大切にしていたものすべて奪われて
大切だったあなたも去って
最後に何が残ったの

カテゴリ:
2018-12-13

とある僕の幻想*7

シェアリンク

指を切った
足を擦りむいた
階段から転げ落ちた

皆は顔を歪めて言うんだ
「痛かったでしょう」
そんな時ばかり

いつも 声を掛けても無視された
いつも 僕の分だけお弁当が用意されていなかった
いつも 授業で僕と組んでくれる人はいなかった

皆は顔を歪めて言う?
「痛かったでしょう」
誰も言わないんだ

皆が僕を無視するから考えた
たくさん努力したんだ
誰よりもきっと
頑張ったんだよ

はじめは
「痛いでしょう」

続けると
「やめなさい」

でも止めたらまた 無視するじゃない

そうしたら今度は
「入院しましょう」

わかったよ
僕は嫌われてる
僕は人じゃないから
誰からも愛されないんだって

都合良く 解釈されて
都合良く 扱われて
都合良く 捨てられて
そんなのは嫌だ

どんな努力をすれば 良かったの?
どんな努力をすれば 愛してくれますか
どんな努力をすれば 僕を見てくれますか

カテゴリ:
2018-12-12

とある僕の幻想*6

シェアリンク

〝そんな歳にもなって
「ママゴト」をしていたらオカシイです〟

先生はそう言うけど
僕には先生や大人が「ママゴト」をしているようにしか見えません

〝そんな歳にもなって
「ごっこ遊び」をしていたらオカシイです〟

先生はそう言うけど
僕には先生や大人が「ごっこ遊び」をしているようにしか見えません

僕にとって アタマがオカシイのは皆のほうで
皆にとって アタマがオカシイのは僕のほう

「はい 多数決でお前がオカシイ」

僕はただ生きてるだけなのに
僕はただ感じたままを言っているのに
皆は僕を否定するの
いつか僕も僕を否定するの

誰も僕を認めてくれないなら
僕は生きてる意味もないの

皆の見ているものが偽物で
とても醜く感じるのに
気付いてくれないの

「ママゴト」をしているのは皆で
僕は現実を生きてるのに 気付いてくれないの

カテゴリ: